
※本記事は物語の核心には触れていません。
これから『ヴェラキッカ』を観る予定の方も、安心して読めるはずですが、何も情報を入れたくない方はご注意ください。
- はじめに|これは、劇場で観たかった舞台
- ネタバレなし感想①|ノラの存在感が圧倒的
- ネタバレなし感想②|歌が全員うますぎて没入できる
- ネタバレなし感想③|階段の舞台セットと衣装が美しい
- ネタバレなし感想④|シオンの歌声に心を掴まれる
- こんな人におすすめ
- まとめ|静かに、でも深く心に残る舞台
はじめに|これは、劇場で観たかった舞台
シリーズ作品と聞くと、
「前作を知らないと楽しめないのかな?」
と少し身構えてしまいます。
でも『ヴェラキッカ』は、
この作品単体でもきちんと完結する物語でした。
そして正直に言うと、
家で観ているのに、最初の歌から気持ちが高ぶってしまって。
「あ、これ……劇場で観たかったな」と、何度も思いました。
あらすじ(ネタバレなし)
『ヴェラキッカ』は、
「ノラ」という存在を中心に、
さまざまな人の“愛”が交錯していく物語です。
恋愛、執着、憧れ、信仰、依存。
ひとことで「愛」とまとめてしまうには、
あまりにも方向性の違う感情が描かれていきます。
途中で、
「え、その愛、そっちに向かう?」
と驚く場面もありますが、
それこそがこの作品の大きなテーマなのだと感じました。
愛の形は、そんなに簡単に分類できるものじゃない。
ネタバレなし感想①|ノラの存在感が圧倒的
まず何よりも伝えたいのが、
ノラの美しさが本当にすごいということ。
舞台上で、ひとりだけ格が違うというか、
自然と目で追ってしまう存在でした。
もちろん、他の演者さんも皆さん素敵。
でもノラは、
「そこにいるだけで空気が変わる」
そんな印象があります。
ネタバレなし感想②|歌が全員うますぎて没入できる
ミュージカルを観ていて、
一番気になるのが「歌、大丈夫かな…?」という瞬間。
でも『ヴェラキッカ』は、
ヒヤヒヤする場面が一切ありません。
最初の歌からしっかりミュージカルしていて、
気づいたら物語の世界に引き込まれていました。
安心して感情を預けられる舞台、という感じです。
ネタバレなし感想③|階段の舞台セットと衣装が美しい
舞台セットが「階段」なのも印象的でした。
元宝塚の方が関わっているからなのか、
階段から降りてくる姿がとにかく神々しい。
衣装も本当に可愛くて、
しかも衣装替えの回数がかなり多い。
忙しそう…と思いつつ、
こちらとしては麗しい姿をたくさん見られて幸せでした。
後から分かるのですが、
衣装替えそのものにも意味があるのが、この作品のすごいところです。
ネタバレなし感想④|シオンの歌声に心を掴まれる
皆さん歌声が素晴らしいのですが、シオンの歌声が、とても印象に残りました。
甘くて、少し切なくて、
感情がそのまま声に乗っているような歌い方。
表情も相まって、
「こんなに歌で心を揺さぶられるんだ」
と、何度も思わされました。
こんな人におすすめ
- 美しい世界観の舞台が好き
- 歌が上手いミュージカルを安心して観たい
- 「愛とは何か」を考えさせられる作品が好き
- シリーズ未履修だけど、気になっている
特に、
初めてトランプシリーズに触れる人でも問題なく楽しめる
という点は、強く伝えたいです。
まとめ|静かに、でも深く心に残る舞台
『ヴェラキッカ』は、
派手なミュージカルシーンと、静かな感動の両方がある舞台でした。
観終わったあと、じわじわと気持ちが溢れてきます。
「あのシーンは、こういうことだったのか」
「あのセリフには、こんな意味があったのか」
と後から気づくのが楽しくて、
同時に、切なさも少しずつ増していく作品です。
歌も、演者も、衣装も、舞台セットも、照明も。
全体の完成度がとても高く、
「これは何度も観たい」と素直に思える作品です。
物語の核心に触れた感想は、
別の記事でしっかり書こうと思います。
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